ムナビロオオキスイ

胸広大木吸虫 (オオキスイ科)


ネコヤナギの樹皮下に産卵する♀
ムナビロオオキスイ (オオキスイ科)
Helota fulviventris  Kolbe, 1886
分布 国内: 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島に分布する。
変異 形態: 地理的変異・個体変異共に知られていない。
季節:
性差: 同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 樹上性。広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁。
発生: 年1回。5月~9月に見られる。
越冬: 幼虫?
行動: 昼行性。活動はあまり活発でないが、行動は比較的敏捷。
食 性 食植性/樹液。クヌギ、コナラ、ヤナギ類、エノキなど各種広葉樹を利用する。
類似種: 同属のヨツボシオオキスイに酷似するが、本種は前翅中央付近の間室が数個にくびれる。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種だが、個体数はそれほど多くない。
天敵 捕獲: ムシヒキアブ類、ジョウカイボン類などの捕食性昆虫、徘徊性クモ類など。
寄生:


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