シロホシテントウ

白星天道虫 (テントウムシ科)


イロハモミジの葉裏で静止する個体
2007/4/1 安房郡富山町合戸(富山3合目)
シロホシテントウ (テントウムシ科 テントウムシ亜科 カビクイテントウ族)
Vibidia duodecimguttata  (Poda, 1761)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布するが、やや山地性の傾向を示す。島嶼での記録はない。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: ユーラシア種。朝鮮半島、中国大陸、シベリア、中央アジア、小アジア~欧州。
変異 形態: 地理的変異、個体変異共に知られていない。
季節:
性差: ほぼ同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 樹上性。広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁、公園、社寺境内など。カエデ類や潅木上にいる場合が多い。
発生: 年1回。4月~7月に見られる。
越冬: 成虫
行動: 昼行性。活動は比較的活発だが行動はあまり早くない。
食性 食菌性。広葉樹の葉につく白渋菌などを食べる。
類似種: ムーアシロホシテントウに似るが前胸部の斑紋が若干異なる。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: 徘徊性クモ類、造網性クモ類など。
寄生:


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