ムーアシロホシテントウ

むーあ白星天道虫 (テントウムシ科)


エノキの葉上で静止する個体
2006/8/19 長柄町権現森
ムーアシロホシテントウ (テントウムシ科 テントウムシ亜科 テントウムシ族)
Calvia (Eocaria) muiri  (Timberlake, 1943)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では佐渡、対馬、五島列島、奄美大島で記録されている。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 台湾、中国大陸に分布する。
変異 形態: 地理的変異、個体変異共に知られていない。
季節:
性差: ほぼ同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 樹上性。広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁、公園、社寺境内など。潅木上にいる場合が多い。
発生: 年1回。4月~8月に見られる。
越冬: 成虫。地上の枯葉の隙間や朽木の樹皮下などで単独越冬する。
行動: 昼行性。活動は比較的活発だが行動はあまり早くない。
食性 捕食性/生体。主にケヤキなどの広葉樹につくアブラムシ類各種。成虫は同種あるいは他種の卵や若齢幼虫を食べることもある。
類似種: シロホシテントウに似るが本種は前胸部に4個の白紋をもつ。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種だが、個体数はそれほど多くない。
天敵 捕獲: 徘徊性クモ類、造網性クモ類など。
寄生:


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