林縁で獲物を待つ個体 | 交尾 |
2002/5/11 袖ヶ浦市吉野田 | 2002/4/27 袖ヶ浦市下根岸 |
ジョウカイボン 原名亜種 (ジョウカイボン科 ジョウカイボン亜科) |
Athemus suturellus suturellus (Motschulsky, 1860) |
分布 | 国内: | 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では礼文、利尻、佐渡、対馬で記録されている。 |
県内: | 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。 | |
国外: | 朝鮮半島に分布する。本亜種は朝鮮半島産を含む。 | |
変異 | 形態: | 本州中国地方・四国・九州・対馬産は別亜種(ニシジョウカイボン:ssp. luteipennis (Kiesenwetter, 1874))とされる。個体変異は軽微。 |
季節: | - | |
性差: | ほぼ同型。外見での区別は困難。一般に♀は♂より腹部が大きい。 | |
生態 | 環境: | 草上性・樹上性。各種樹林とその林縁、草原、畑地、路傍、社寺境内など。幼虫は地上性(林床)。 |
発生: | 年1回。4月下旬~7月上旬に見られる。 | |
越冬: | 幼虫。 | |
行動: | 昼行性。活動は比較的活発で、草むらなどをよく飛ぶが、飛翔は緩やかである。捕食に関しては基本的に待伏型で、動きはお世辞にも俊敏とはいい難い。幼虫は地上を活発に歩行し、餌を探す。 | |
食性 | 幼虫: | 捕食性。地上性の小昆虫、ダンゴムシ、ヤスデなどの地表性小動物。 |
成虫: | 雑食性。一般的にトビケラやカワゲラ、ハエ、小蛾類などの小昆虫を捕食するが、各種の花にも集まり、花粉を食べることも多い。 | |
類似種: | - | |
保 護: | 指定されていない。 | |
その他: | 普通種で個体数も多い。県内では最もよく見かけるジョウカイボン類である。 | |
天敵 | 捕獲: | ムシヒキアブ類のほか、徘徊性クモ類、造網性クモ類など。 |
寄生: | - |
ジョウカイボン科 | 生態 | 幼生 | 飼育 | トップ |
林縁で静止する個体 | ||
2004/6/17 千葉市緑区 |
クロジョウカイ 原名亜種 (ジョウカイボン科 ジョウカイボン亜科) |
Athemus attristatus attristatus (Kiesenwetter, 1874) |
分布 | 国内: | 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。 |
県内: | 市街地を除き、汎く全域に棲息する。 | |
国外: | 日本特産種? | |
変異 | 形態: | 近畿以西・四国・九州産は別亜種(ニシクロジョウカイ:ssp. infuscatus Yajima et Nakane, 1969)とされる。 |
季節: | - | |
性差: | ほぼ同型。外見での区別は困難。一般に♀は♂より腹部が大きい。 | |
生態 | 環境: | 草上性・樹上性。各種樹林とその林縁、公園、社寺境内など。幼虫は地上性(林床)。 |
発生: | 年1回。4月下旬~7月上旬に見られる。 | |
越冬: | 幼虫。 | |
行動: | 昼行性。活動は比較的活発で、草むらなどをよく飛ぶが、飛翔は緩やかである。捕食に関しては基本的に待伏型。幼虫は地上を活発に歩行し、餌を探す。 | |
食性 | 幼虫: | 捕食性。地上性の小昆虫、ダンゴムシ、ヤスデなどの地表性小動物。 |
成虫: | 捕食性。トビケラやカワゲラ、ハエ、小蛾類などの小昆虫を捕食するほか、、各種の花にも集まり、花粉を食べることも多い。 | |
類似種: | - | |
保 護: | 指定されていない。 | |
その他: | 普通種だが、個体数はそれほど多くない。 | |
天敵 | 捕獲: | 徘徊性クモ類、造網性クモ類など。 |
寄生: | - |
ジョウカイボン科 | 生態 | 幼生 | 飼育 | トップ |
林縁で静止する個体 | ||
2002/6/15 千葉市緑区 |
セボシジョウカイ (ジョウカイボン科 ジョウカイボン亜科) |
Athemus vitellinus (Kiesenwetter, 1874) |
分布 | 国内: | 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では佐渡、対馬で記録されている。 |
県内: | 市街地を除き、汎く全域に棲息する。 | |
国外: | 日本特産種? | |
変異 | 形態: | 地理的変異は知られていない。前胸部の斑紋に若干の個体変異がある。 |
季節: | - | |
性差: | ほぼ同型。外見での区別は困難。一般に♀は♂より腹部が大きい。 | |
生態 | 環境: | 草上性・樹上性。各種樹林とその林縁、公園、社寺境内など。幼虫は地上性(林床)。 |
発生: | 年1回。4月中旬~7月上旬に見られる。 | |
越冬: | 幼虫。 | |
行動: | 昼行性。活動は比較的活発で、草むらなどをよく飛ぶが、飛翔は緩やかである。捕食に関しては基本的に待伏型。幼虫は地上を活発に歩行し、餌を探す。 | |
食性 | 幼虫: | 捕食性。地上性の小昆虫、ダンゴムシ、ヤスデなどの地表性小動物。 |
成虫: | 捕食性。トビケラやカワゲラ、ハエ、小蛾類などの小昆虫を捕食するほか、、各種の花にも集まり、花粉を食べることも多い。 | |
類似種: | ||
保 護: | 指定されていない。 | |
その他: | 普通種だが、個体数はそれほど多くない。 | |
天敵 | 捕獲: | 徘徊性クモ類、造網性クモ類など。 |
寄生: | - |
ジョウカイボン科 | 生態 | 幼生 | 飼育 | トップ |