分布 |
国内: |
北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布するが、低山地~山地が中心。島嶼での記録はない。 |
県内: |
市街地を除き、汎く全域に棲息する。 |
国外: |
日本特産種? |
変異 |
形態: |
地理的変異は知られていない。前翅の色調に顕著な個体変異があり、黒化型は以前フタイロジョウカイ(Cantharis lewisi)とされていた。褐色型が基本型とされる。 |
季節: |
- |
性差: |
ほぼ同型。外見での区別は困難。一般に♀は♂より腹部が大きい。 |
生態 |
環境: |
草上性・樹上性。各種樹林とその林縁、公園、社寺境内など。幼虫は地上性(林床)。 |
発生: |
年1回。3月下旬~4月に見られる。 |
越冬: |
成虫? |
行動: |
昼行性。活動は比較的活発で、草むらなどをよく飛ぶが、飛翔は緩やかである。捕食に関しては基本的に待伏型。幼虫は地上を活発に歩行し、餌を探す。 |
食性 |
幼虫: |
捕食性。地上性の小昆虫、ダンゴムシ、ヤスデなどの地表性小動物。 |
成虫: |
捕食性。トビケラやカワゲラ、ハエ、小蛾類などの小昆虫を捕食するほか、、各種の花にも集まり、花粉を食べることも多い。 |
類似種: |
黒化型はムネアカジョウカイに似る。 |
保 護: |
指定されていない。 |
その他: |
普通種だが、個体数はそれほど多くない。 |
天敵 |
捕獲: |
徘徊性クモ類、造網性クモ類など。 |
寄生: |
- |