クシヒゲベニボタル

櫛髭紅蛍 (ホタル科)


ウツギの花に来た♂
2002/5/15 袖ヶ浦市吉野田
クシヒゲベニボタル (ベニボタル科)
Macrolycus flabellatus  (Motschulsky, 1860)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬で記録されている。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 詳細不明。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。色調に若干の個体変異がある。
季節:
性差: ほぼ同型。♂の触角は櫛歯状、♀は鋸歯状。
生態 環境: 草上性。各種樹林とその林縁など。幼虫は潜材性(朽木)。
発生: 年1回。4月~6月に見られる。
越冬: 詳細不明。
行動: 昼行性。活動は比較的活発で、よく飛ぶが、飛翔は緩やか。
食性 幼虫: 詳細不明だが、口器の状態から食菌性(粘菌類の変形体)の可能性が指摘されている。
成虫: 食植性/花粉。多くの花を訪れ、花粉を食べる。
類似種: 本属各種は互いによく似ている。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種だが、個体数はそれほど多くない。
天敵 捕獲: ジョウカイボン類などの草上性捕食性昆虫、造網性クモ類など。体内には毒素を持ち、鳥は捕食しないという。
寄生:


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