クロトゲハムシ

黒棘葉虫 (ハムシ科)


ススキの葉上で静止する個体
2004/6/17 千葉市緑区
クロトゲハムシ (ハムシ科 トゲハムシ亜科)
Hispellinus moerens  (Baly, 1874)
分布 国内: 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では舳倉島で記録されている。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 台湾、中国大陸、東シベリアに分布する。
変異 形態: 地理的変異・個体変異共に知られていない。
季節:
性差: ほぼ同型。♀は一般的に♂よりやや大きい。
生態 環境: 草上性。草原、荒蕪地、畑地、水田周辺など。
発生: 詳細不明だが、5月~7月に見られる。
越冬: 詳細不明。
行動: 昼行性。飛翔は緩やかで、活動は活発でない。
食 性 食植性/イネ科ススキなど。成虫は葉表から葉肉を削ぎとるように食い進むため、特異な食痕を残す。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種だが個体数はそれほど多くない。
天敵 捕獲: 成虫はムシヒキアブ類、クチブトカメムシ類、カマキリ類のほか、徘徊性クモ類、造網性クモ類。幼虫はカマキリ類、クチブトカメムシ類、アシナガバチ類など。
寄生:


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