分布 |
国内: |
本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬、沖永良部島、沖縄本島で記録されている。 |
県内: |
市街地を除き、汎く全域に棲息する。 |
国外: |
朝鮮半島、中国大陸、台湾、インドシナ、ミャンマー~インド。標式産地はアッサム~東インド。 |
変異 |
形態: |
地理的変異は知られていない。個体変異も軽微。 |
季節: |
- |
性差: |
ほぼ同型。♀は一般的に♂よりやや大きい。特に♀の成熟個体は腹部が非常に大きくなるので区別しやすい。 |
生態 |
環境: |
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発生: |
年1回。越冬成虫は4月~6月上旬、新成虫は8月~9月に見られる。 |
越冬: |
成虫。 |
行動: |
昼行性。活動はあまり活発でない。卵は1個ずつ卵嚢に包まれて食草の葉裏に産付される。幼虫は又状突起に脱皮殻を残し、これに排泄物を多量に付着させて大きな糞塊にする習性がある。蛹化は葉裏で、糞塊をつけたまま行われる。 |
食 性 |
食植性/葉。クマツヅラ科のムラサキシキブ、ヤブムラサキ。やや細長い特徴的な食痕を残す。 |
類似種: |
セモンジンガサハムシに似る。 |
保 護: |
指定されていない。 |
その他: |
普通種。個体数も多い。 |
天敵 |
捕獲: |
成虫はムシヒキアブ類、クチブトカメムシ類、カマキリ類のほか、徘徊性クモ類、造網性クモ類。幼虫はカマキリ類、クチブトカメムシ類、アシナガバチ類など。 |
寄生: |
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