林縁で静止する個体 | ||
2002/5/5 千葉市緑区 |
オオアカマルノミハムシ (ハムシ科 ノミハムシ亜科) |
Argopus clypeatus Baly, 1874 |
分布 | 国内: | 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では佐渡、隠岐、対馬、五島列島、甑島で記録されている。 |
県内: | 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。 | |
国外: | 国外での分布は不明。現在のところ日本特産種。標式産地は長崎。 | |
変異 | 形態: | 地理的変異は知られていない。個体変異も軽微。 |
季節: | - | |
性差: | ほぼ同型。♀は一般的に♂よりやや大きい。特に♀の成熟個体は腹部が非常に大きくなるので区別しやすい。 | |
生態 | 環境: | 草上性。各種樹林の林縁、水田や湿地周辺の湿った草原、公園など。幼虫は潜葉性。 |
発生: | 年1回。越冬成虫が4月~6月、新成虫は8月~9月に見られる。 | |
越冬: | 成虫。 | |
行動: | 昼行性。活動はあまり活発でないが、危険を感じると跳ねて行方をくらます。 卵は食草の組織内に1個ずつ産み込まれ、分泌物で蓋をする習性がある。幼虫は潜葉性で、葉肉を食い進みながら成長する。老熟すると土中に入って蛹化する。 | |
食 性 | 食植性/葉。キンポウゲ科のボタンヅル、センニンソウのほか 、栽培種のクレマチスなど。幼虫は潜葉性で、葉肉のみを食べる。 | |
類似種: | アカイロマルノミハムシに似る。 | |
保 護: | 指定されていない。 | |
その他: | 普通種。個体数は少なくないが、小さいため目にすることは多くない。 | |
天敵 | 捕獲: | 成虫はムシヒキアブ類、クチブトカメムシ類、カマキリ類のほか、徘徊性クモ類、造網性クモ類。幼虫はカマキリ類、クチブトカメムシ類、アシナガバチ類など。 |
寄生: | - |
ハムシ科 | 生態 | 幼生 | 飼育 | トップ |
林縁で静止する個体 | ||
2004/5/9 千葉市緑区 |
オオキイロマルノミハムシ (ハムシ科 ノミハムシ亜科) |
Argopus balyi Harold, 1878 |
分布 | 国内: | 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬。 |
県内: | 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。 | |
国外: | 朝鮮半島に分布する。標式産地は東京。 | |
変異 | 形態: | 地理的変異は知られていないが、色彩に若干の個体変異がある。 |
季節: | - | |
性差: | ほぼ同型。♀は一般的に♂よりやや大きい。特に♀の成熟個体は腹部が非常に大きくなるので区別しやすい。 | |
生態 | 環境: | 草上性。各種樹林の林縁、水田や湿地周辺の湿った草原、公園など。幼虫は潜葉性。 |
発生: | 年1回。越冬成虫が4月~6月、新成虫は8月~9月に見られる。 | |
越冬: | 成虫。 | |
行動: | 昼行性。活動はあまり活発でないが、危険を感じると跳ねて行方をくらます。 卵は食草の組織内に1個ずつ産み込まれ、分泌物で蓋をする習性がある。幼虫は潜葉性で、葉肉を食い進みながら成長する。老熟すると土中に入って蛹化する。 | |
食 性 | 食植性/葉。キンポウゲ科のボタンヅル、センニンソウのほか 、栽培種のクレマチスなど。幼虫は潜葉性で、葉肉のみを食べる。 | |
類似種: | オオアカマルノミハムシに似るが、色調が異なる。 | |
保 護: | 指定されていない。 | |
その他: | 普通種。個体数は少なくないが、小さいため目にすることは多くない。 | |
天敵 | 捕獲: | 成虫はムシヒキアブ類、クチブトカメムシ類、カマキリ類のほか、徘徊性クモ類、造網性クモ類。幼虫はカマキリ類、クチブトカメムシ類、アシナガバチ類など。 |
寄生: | - |
ハムシ科 | 生態 | 幼生 | 飼育 | トップ |