分布 |
国内: |
北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では佐渡、対馬など。 |
県内: |
一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。 |
国外: |
朝鮮半島、中国大陸、東シベリア、台湾に分布する。 標式産地は「日本」とのみ記される。 |
変異 |
形態: |
地理的変異は知られていないが、斑紋に若干の個体変異が知られる。 |
季節: |
- |
性差: |
ほぼ同型。♀は一般的に♂よりやや大きい。 |
生態 |
環境: |
草上性。各種樹林の林縁、草原、荒蕪地、田畑、路傍、公園など。明るい環境を好む。 |
発生: |
年1回。越冬成虫は3月~6月、新成虫は8月~10月に見られる。 |
越冬: |
成虫。地上の落ち葉下、朽木の樹皮下、岩の隙間などで集団で越冬する。 |
行動: |
昼行性。活動は比較的活発で、風の穏やかな日中に盛んに飛翔する。卵は5月~6月に、食草の葉上に卵塊で産付される。 |
食 性 |
食植性/葉。タデ科のイタドリ、オオイタドリ、ギシギシ類、スイバ類など。 |
類似種: |
- |
保 護: |
指定されていない。 |
その他: |
普通種。個体数も多い。 |
天敵 |
捕獲: |
成虫はムシヒキアブ類、クチブトカメムシ類、カマキリ類のほか、徘徊性クモ類、造網性クモ類。幼虫はカマキリ類、クチブトカメムシ類、アシナガバチ類など。 |
寄生: |
- |