イタドリハムシ

虎杖葉虫 (ハムシ科)


ギシギシの葉を食べる個体
千葉市緑区
イタドリハムシ (ハムシ科 ヒゲナガハムシ亜科)
Gallerucida bifasciata  Motschulsky, 1860
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では佐渡、対馬など。
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島、中国大陸、東シベリア、台湾に分布する。 標式産地は「日本」とのみ記される。
変異 形態: 地理的変異は知られていないが、斑紋に若干の個体変異が知られる。
季節:
性差: ほぼ同型。♀は一般的に♂よりやや大きい。
生態 環境: 草上性。各種樹林の林縁、草原、荒蕪地、田畑、路傍、公園など。明るい環境を好む。
発生: 年1回。越冬成虫は3月~6月、新成虫は8月~10月に見られる。
越冬: 成虫。地上の落ち葉下、朽木の樹皮下、岩の隙間などで集団で越冬する。
行動: 昼行性。活動は比較的活発で、風の穏やかな日中に盛んに飛翔する。卵は5月~6月に、食草の葉上に卵塊で産付される。
食 性 食植性/タデ科イタドリオオイタドリギシギシ類スイバ類など。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種。個体数も多い。
天敵 捕獲: 成虫はムシヒキアブ類、クチブトカメムシ類、カマキリ類のほか、徘徊性クモ類、造網性クモ類。幼虫はカマキリ類、クチブトカメムシ類、アシナガバチ類など。
寄生:


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