分布 |
国内: |
本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では佐渡、小笠原(硫黄島)、屋久島、トカラ列島、奄美大島、沖縄本島、宮古島、石垣島、西表島、与那国島。 |
県内: |
一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。 |
国外: |
朝鮮半島、中国大陸、シベリア、台湾、フィリピン、インドシナ~インド、インドネシア、ミクロネシア、グアム島に分布する。 標式産地はビルマ(ミャンマー)。 |
変異 |
形態: |
地理的変異、個体変異共に知られていない。 |
季節: |
- |
性差: |
ほぼ同型。♀は一般的に♂よりやや大きい。 |
生態 |
環境: |
樹上性。二次林・里山などの林縁、草原、荒蕪地、路傍、田畑など。幼虫は地中性。 |
発生: |
年1回。4月中旬~11月に見られ、新成虫は8月以降に出現する。 |
越冬: |
幼虫。 |
行動: |
昼行性。飛翔は比較的速く、活動は活発。卵は6月下旬~8月中旬に食草の托葉の基部などに10数個の卵群で産付され、周囲に半月状に分泌物を塗りつける習性がある。 |
食 性 |
食植性/茎(幼虫)・葉(成虫)。マメ科のダイズ、アズキ、フジ、クズ、シロツメクサ、アカツメクサなど。幼虫は茎内に穿孔して内部を食べる。 |
類似種: |
- |
保 護: |
指定されていない。 |
その他: |
普通種だが個体数はそれほど多くない。 |
天敵 |
捕獲: |
成虫はムシヒキアブ類、クチブトカメムシ類、カマキリ類のほか、徘徊性クモ類、造網性クモ類。幼虫はカマキリ類、クチブトカメムシ類、アシナガバチ類など。 |
寄生: |
- |