分布 |
国内: |
北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では利尻、佐渡、対馬、奄美大島で記録されている。 |
県内: |
市街地を除き、汎く全域に棲息する。 |
国外: |
朝鮮半島、中国大陸、シベリア、台湾、インド北部、欧州~アフリカ北部に分布する。 |
変異 |
形態: |
亜種区分は認められていないが、各地で顕著な個体変異がある。 |
季節: |
- |
性差: |
ほぼ同型。♀は一般的に♂よりやや大きい。 |
生態 |
環境: |
樹上性。広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁、湿地、河川周辺など。 |
発生: |
年3回~4回。4月~11月に見られる。 |
越冬: |
成虫。 |
行動: |
昼行性。飛翔は比較的緩やかだが、活動は活発。越冬成虫は4月中旬~5月上旬に食樹の葉表に産卵する。幼虫には集合性があり、摂食の際には一列に並んで葉縁から食べる。蛹化は食樹の葉裏などで行われる。 |
食 性 |
食植性/葉。ヤナギ科のネコヤナギ、カワヤナギ、シダレヤナギなど各種のヤナギ類。 |
類似種: |
- |
保 護: |
指定されていない。 |
その他: |
普通種で個体数も多い。 |
天敵 |
捕獲: |
成虫はムシヒキアブ類、クチブトカメムシ類、カマキリ類のほか、徘徊性クモ類、造網性クモ類。幼虫はカマキリ類、クチブトカメムシ類、アシナガバチ類など。 |
寄生: |
- |