アカアシオオクシコメツキ

赤脚大櫛米搗虫 (コメツキムシ科)


林縁で静止する個体
2005/6/1 千葉市緑区
アカアシオオクシコメツキ (コメツキムシ科 クシコメツキ亜科)
Melanotus cete  Candeze, 1860
分布 国内: 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では粟島、佐渡、伊豆諸島、隠岐、対馬、五島列島、屋久島、口永良部、トカラ列島(中之島)、奄美大島で記録されている。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 詳細不明。
変異 形態: 地理的変異・個体変異共に知られていない。
季節:
性差: ほぼ同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 草上性。広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁。
発生: 年1回。5月~8月に見られる。
越冬: 幼虫?
行動: 昼行性。飛翔は比較的緩やかだが、活動は活発。幼虫は潜材性、もしくは地中性
食性 幼虫: 捕食性。朽木の材内や腐食土中の小昆虫、コガネムシ類、クワガタムシ類の幼虫を捕食する。
成虫: 食植性/樹液。コナラ、クヌギ、ヤナギ類など各種広葉樹の樹液に集まる。
類似種: 本属各種は互いによく似ている。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: オオイシアブ、アオメムシヒキ、シオヤムシヒキなどの大型ムシヒキアブ類、ヨコヅナサシガメ、アカサシガメなどのサシガメ類、クチブトカメムシ類のほか、造網性クモ類など。
寄生:


クシコメツキ

櫛米搗虫 (コメツキムシ科)


林縁で静止する個体
2003/5/9 木更津市中尾
クシコメツキ 原名亜種 (コメツキムシ科 クシコメツキ亜科)
Melanotus legatus legatus  Candeze, 1860
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では粟島、佐渡、伊豆諸島、隠岐、対馬、壱岐、男女群島、種子島、屋久島、黒島、トカラ列島(中之島)、奄美大島、沖永良部、沖縄本島で記録されている。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 詳細不明。
変異 形態: 伊豆諸島産(ssp. masakianus  Kishi, )、奄美以南産(ssp. takahashii  Kishii, )が別亜種とされる。個体変異は知られていない。
季節:
性差: ほぼ同型。触角は♂が♀よりやや長く、前胸後角部をわずかに超える。触角第4節は♂では第2節+第3節よりやや長く、♀はこれと同長。
生態 環境: 草上性。広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁。
発生: 年1回。5月~7月に見られる。
越冬: 幼虫?
行動: 昼行性。飛翔は比較的緩やかだが、活動は活発。幼虫は潜材性、もしくは地中性
食性 幼虫: 捕食性。朽木の材内や腐食土中の小昆虫、コガネムシ類、クワガタムシ類の幼虫を捕食する。
成虫: 詳細不明。
類似種: 本属各種は互いによく似ている。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: オオイシアブ、アオメムシヒキ、シオヤムシヒキなどの大型ムシヒキアブ類、ヨコヅナサシガメ、アカサシガメなどのサシガメ類、クチブトカメムシ類のほか、造網性クモ類など。
寄生:


クロツヤクシコメツキ

黒艶櫛米搗虫 (コメツキムシ科)


林縁で休む個体
2003/5/1 袖ヶ浦市下宮田
クロツヤクシコメツキ (コメツキムシ科 クシコメツキ亜科)
Melanotus annosus  Candeze, 1865
分布 国内: 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では粟島、佐渡、伊豆諸島(八丈)、隠岐、対馬で記録されている。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島に分布する。
変異 形態: 地理的変異・個体変異共に知られていない。
季節:
性差: ほぼ同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 樹上性草上性。広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁。
発生: 年1回。4月下旬~7月に見られる。
越冬: 幼虫
行動: 昼行性。飛翔は比較的緩やかだが、活動は活発。幼虫は潜材性、もしくは地中性
食性 幼虫: 捕食性。朽木の材内や腐食土中の小昆虫、コガネムシ類、クワガタムシ類の幼虫を捕食する。
成虫: 詳細不明。
類似種: 本属各種は互いによく似ている。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: オオイシアブ、アオメムシヒキ、シオヤムシヒキなどの大型ムシヒキアブ類、ヨコヅナサシガメ、アカサシガメなどのサシガメ類、クチブトカメムシ類のほか、造網性クモ類など。
寄生:


ヒラタクロクシコメツキ

扁黒櫛米搗虫 (コメツキムシ科)


林縁で静止する個体
2005/5/21 千葉市緑区
ヒラタクロクシコメツキ 原名亜種 (コメツキムシ科 ベニコメツキ亜科)
Melanotus correctus correctus  Candeze, 1865
分布 国内: 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では粟島、隠岐、屋久島、口永良部で記録されている。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 詳細不明。
変異 形態: 個体変異共に知られていない。屋久島・口永良部産は別亜種(ssp. issiki  Miwa, )とされる。
季節:
性差: ほぼ同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 樹上性草上性。広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁。
発生: 年1回。5月~8月に見られる。
越冬: 幼虫?
行動: 昼行性。日中は林縁などで静止していることが多い。幼虫は潜材性、もしくは地中性
食性 幼虫: 捕食性。朽木の材内や腐食土中の小昆虫、コガネムシ類、クワガタムシ類の幼虫を捕食するものと考えられる。
成虫: 詳細不明。
類似種: 本属各種は互いによく似ている。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種だが個体数はそれほど多くない。詳しい生態ははっきりしていない。
天敵 捕獲: オオイシアブ、アオメムシヒキ、シオヤムシヒキなどの大型ムシヒキアブ類、ヨコヅナサシガメ、アカサシガメなどのサシガメ類、クチブトカメムシ類のほか、造網性クモ類など。
寄生:


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