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コナラ樹上で静止する個体 | ||
2003/5/5 千葉市緑区 |
シモフリコメツキ (コメツキムシ科 ベニコメツキ亜科) |
Actenicerus prionosus (Motsculsky, 1861) |
分布 | 国内: | 本州、四国、九州。平地~低山地に分布する。島嶼では隠岐、五島列島で記録されている。 |
県内: | 市街地を除き、汎く全域に棲息する。 | |
国外: | 詳細不明。 | |
変異 | 形態: | 地理的変異は知られていない。色調や斑紋に比較的顕著な個体変異がある。 |
季節: | - | |
性差: | 異型。♂は♀より細身で、前胸背板中央部の点刻は♂より♀が密。 | |
生態 | 環境: | 樹上性・草上性。広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁。 |
発生: | 年1回。5月~7月に見られる。 | |
越冬: | 幼虫? | |
行動: | 昼行性。飛翔は比較的緩やかだが、活動は活発。 | |
食性 | 幼虫: | 詳細不明。 |
成虫: | 食植性/花蜜・花粉。多くの花に集まる。 | |
類似種: | ヒメシモフリコメツキに似る。 | |
保 護: | 指定されていない。 | |
その他: | 普通種で個体数も多い。 | |
天敵 | 捕獲: | オオイシアブ、アオメムシヒキ、シオヤムシヒキなどの大型ムシヒキアブ類、ヨコヅナサシガメ、アカサシガメなどのサシガメ類、クチブトカメムシ類のほか、造網性クモ類など。 |
寄生: | - |
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