サビキコリ

錆樵 (コメツキムシ科)


サビキコリ 原名亜種 (コメツキムシ科 サビキコリ亜科 サビキコリ族)
Agrypnus binodulus binodulus  (Motsculsky, 1861)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では粟島、佐渡、伊豆諸島、隠岐、対馬、壱岐、五島列島、種子島、屋久島、黒島で記録されている。
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島に分布する。
変異 形態: 対馬産は別亜種(ssp. coreanus  Kishii, )とされる。色調や斑紋に若干の個体変異がある。
季節:
性差: ほぼ同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 樹上性草上性。各種樹林の林縁、草原、畑地、水田周辺、公園など比較的開けた環境を好む。
発生: 年1回。5月~8月に見られる。
越冬: 幼虫?
行動: 主に昼行性。燈火に飛来することもある。飛翔は比較的緩やかだが、活動は活発。
食性 幼虫: 不明。
成虫: 食植性/樹液花蜜花粉。クヌギ、コナラ、ヤナギ類など各種広葉樹の樹液に集まるほか、多くの花を訪れる。
類似種: 本属各種は互いによく似ている。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: オオイシアブ、アオメムシヒキ、シオヤムシヒキなどの大型ムシヒキアブ類、ヨコヅナサシガメ、アカサシガメなどのサシガメ類、クチブトカメムシ類のほか、造網性クモ類など。
寄生:


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