オオナガコメツキ

大長米搗虫 (コメツキムシ科)


ヤマグワの葉上で静止する個体 クヌギの樹液を吸う個体
2005/5/29 千葉市緑区 2005/7/27 千葉市緑区
オオナガコメツキ 原名亜種 (コメツキムシ科 コメツキ亜科)
Nipponoelater sieboldi sieboldi  (Candeze, 1873)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では粟島、佐渡、伊豆諸島(大島・御蔵)、隠岐、対馬、五島列島、屋久島、沖縄本島で記録されている。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 台湾に分布する。
変異 形態: 個体変異は知られていない。
季節:
性差: ほぼ同型。触角は♂♀共に鋸歯状だが、♂触角の枝は♀より長い。
生態 環境: 樹上性草上性。広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁。
発生: 年1回。5月~8月に見られる。
越冬: 幼虫?
行動: 主に昼行性。燈火に飛来することも多い。飛翔は比較的緩やかだが、活動は活発。
食性 幼虫: 詳細不明。
成虫: 植性/樹液。クヌギ、コナラ、ヤナギ類など各種広葉樹の樹液に集まる。
類似種: 本属各種は互いによく似ている。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: オオイシアブ、アオメムシヒキ、シオヤムシヒキなどの大型ムシヒキアブ類、ヨコヅナサシガメ、アカサシガメなどのサシガメ類、クチブトカメムシ類のほか、造網性クモ類など。
寄生:


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