アオマダラタマムシ

青斑玉虫 (タマムシ科)

タブノキの若枝にとまる個体
2002/6/10 木更津市伊豆島
アオマダラタマムシ (タマムシ科 タマムシ亜科 タマムシ族)
Nipponobuprestis amabilis  (Snellen van Vollenhoven, 1864)
分布 国内: 本州(関東以西)、四国、九州。低山地~山地に汎く分布する。島嶼では壱岐、対馬。
県内: 市街地を除き、南部を中心に汎く棲息する。
国外: 現在のところ日本特産種。国外では記録されていない。
変異 形態: 地理的変異は知られていないが、体色が橙色ないし赤色を帯びる個体が出現する。
季節:
性差: ほぼ同型。腹端の形状が異なる。
生態 環境: 常緑広葉樹林~落葉樹林に汎く棲息する。
発生: 年1回。5月下旬~7月に見られる。
越冬: 幼虫(非休眠)。
行動: 昼行性。飛翔や歩行は敏速。晴天時の日中に活発に飛翔する。交尾産卵も日中に行われる。
食性 幼虫: 食植性/モチノキ科モチノキ。衰弱木や新しい枯死木を食べる。
成虫: 不明。
類似種: クロマダラタマムシに似るがこれよりやや細身で、体表が強く金属緑色を帯びる。
保 護: 千葉県:
その他: 普通種だが、個体数はそれほど多くはない。
天敵 捕獲: 幼虫は捕食性コメツキムシ類の幼虫、ヒラタムシ類。成虫はムシヒキアブ類のほか、造網性クモ類など。
寄生:


メイン