分布 |
国内: |
北海道、本州、四国、九州。平地~低山地に汎く分布する。島嶼では佐渡、対馬、壱岐、屋久島、トカラ列島。 |
県内: |
一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。 |
国外: |
朝鮮半島に分布する。原名亜種は日本産。 |
変異 |
形態: |
トカラ列島産は別亜種(ssp. maedai Nakane, )とされる。 |
季節: |
- |
性差: |
ほぼ同型。♀は♂よりやや体が短く幅広で、各脚は太く短い。 |
生態 |
環境: |
草上性。草原、各種樹林とその林縁など。幼虫は地中性。 |
発生: |
年1回。4月~8月まで見られる。卵から成虫まで1年~2年程。 |
越冬: |
幼虫(非休眠)。 |
行動: |
昼行性。草原や林縁を活発に飛翔するが、あまり群集することはない。♂は各種の花で吸蜜するが、♀はほとんどの場合朽木内から出ることはない。夜間は地上の落ち葉の下などに潜み、活動しないので、燈火に飛来することはない。 |
食性 |
幼虫: |
食植性/腐植土と考えられるが詳細不明。 |
成虫: |
食植性/花粉。ハルジオン、ヒメジョオンなど草原性の草本のほか、ニワトコ、ウツギ、イボタノキなど林縁の低木の花にもよく集まる。 |
類似種: |
- |
保 護: |
指定されていない。 |
その他: |
普通種。個体数も多い。 |
天敵 |
捕獲: |
ムシヒキアブ類のほか、造網性クモ類など。幼虫はオサムシ類、ハサミムシ類など。 |
寄生: |
- |