マメゲンゴロウ

豆源五郎 (ゲンゴロウ科)


冬季に活動する個体
2007/2/7 船橋市古和釜
マメゲンゴロウ (ゲンゴロウ科 ヒメゲンゴロウ亜科)
Agabus japonics  Sharp, 1873
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では南西諸島で記録されている。
県内: 市街地を含め、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島、中国大陸、樺太、台湾、インド北部に分布する。
変異 形態: 本州中部以北の高標高地の個体は背面に光沢を欠くものが多く、一時別亜種とされたことがある。
季節:
性差: ほぼ同型。一般に♂は前翅の光沢が強く、♀は全体に微細な網目状点刻を装うが、♀でも光沢の強い個体ある。
生態 環境: 止水性。池沼、水田、湿地のほか、一時的な水溜りなどにも見られる。北海道では流水にも普通。
発生: 年1回。新成虫は5月頃に出現し、ほぼ通年見られるが、冬季には個体数が減る。
越冬: 成虫
行動: 昼行性。活動は活発。夜間燈火に飛来することも多い。
食 性 捕食性/生体死体。魚類、両生類幼生、水生昆虫など体に見合った大きさの水棲動物全般。
類似種: 同属のチャイロマメゲンゴロウに似るが、本種は前翅が暗色で光沢が弱く、前胸背板側縁は黄褐色にならない。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲:
寄生:


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