ヤホシゴミムシ

八星芥虫 (オサムシ科)


スギ朽木内で越冬していた個体
2007/3/12 八千代市吉橋
ヤホシゴミムシ (オサムシ科 アトキリゴミムシ亜科)
Lebidia octoguttata  Morawitz, 1862
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では千島、沖縄諸島で記録されている。
県内: 市街地を除く、県北部~県央部に汎く棲息する。
国外: 朝鮮半島、中国大陸、東シベリア、台湾に分布する。
変異 形態: 地理的変異、個体変異共に知られていない。
季節:
性差: 同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 樹上性。各種樹林とその林縁、社寺境内、公園など。
発生: 年1回。ほぼ通年見られる。
越冬: 成虫。湿った朽木や立枯木などの樹皮下、あるいは土中に潜り込み、単独越冬する。
行動: 夜行性。活動は活発で、行動は敏捷。ゴミムシ類の中では最もよく飛翔する種のひとつで、危険を感じるとすばやく飛び去る。
食 性 捕食性。鱗翅目やハバチ類などの幼虫を中心に、多くの樹上性小昆虫を捕食する。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種だが、個体数はそれほど多くない。
天敵 捕獲:
寄生:


ジュウジアトキリゴミムシ

十字後切芥虫 (オサムシ科)


草上で静止する個体
2003/4/21 千葉市緑区
ジュウジアトキリゴミムシ (オサムシ科 アトキリゴミムシ亜科)
Lebia retrodasciata  Motschulsky, 1864
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 現在のところ日本特産種
変異 形態: 地理的変異・個体変異共に知られていない。
季節:
性差: ほぼ同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 樹上性。広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁、公園、社寺境内など。
発生: 年1回。4月~10月に見られる。
越冬: 成虫
行動: 昼行性。活動は活発で、飛翔は敏速。盛んに樹上を歩き回り、餌を探す。
食 性 捕食性/生体。小蛾類、ハエ類などのほか、樹上性の小昆虫を捕食する。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種だが個体数はそれほど多くない。
天敵 捕獲:
寄生:


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