セアカヒラタゴミムシ

背赤扁芥虫 (オサムシ科)


基本型 f. rufithorax
2001/10/13 山武郡芝山町小池 2005/6/23 千葉市緑区
セアカヒラタゴミムシ (オサムシ科 ナガゴミムシ亜科 ヒラタゴミムシ族)
Dolichus halensis  (Schaller, 1783)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。
県内: 市街地を含め、汎く全域に棲息する。
国外: 旧北区のほぼ全域に分布する。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。斑紋と色調に顕著な個体変異があり、前胸背板~前翅が赤い型(f. pictus)、前胸背板のみが赤い型(f. rufithorax)、前胸背板が黒く、前翅が赤い型(f. holensis)、前胸背板~前翅が黒い型(f. flavicornis)などに分けられる。
季節:
性差: ほぼ同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 地上性。各種樹林の林床、公園、社寺境内、畑地、水田周辺、人家の庭など。
発生: 年1回。越冬成虫が3月~4月、新成虫が6月~10月に見られる。
越冬: 成虫
行動: 夜行性。燈火に飛来することも多い。活動は比較的活発で、歩行は敏捷。
食 性 主に捕食性/生体。地上性もしくは樹上性の小昆虫を捕食するほか、成虫は広葉樹の樹液に集まることもある。
類似種: オオクビボソゴミムシに似る。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲:
寄生:


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