オオゴミムシ

大芥虫 (オサムシ科)


地上を歩行する越冬明けの個体
2003/3/3 館山市国分
オオゴミムシ (オサムシ科 ナガゴミムシ亜科 ナガゴミムシ族)
Lesticus magnus  (Motschulsky, 1860)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地を中心に低山地まで分布する。島嶼での記録はない。
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島、中国大陸、台湾に分布する。
変異 形態: 地理的変異・個体変異共に知られていない。
季節:
性差: ほぼ同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 地上性。各種樹林の林床および林縁、公園、社寺境内、畑地、水田周辺など。
発生: 年1回。越冬成虫が3月~5月上旬、新成虫は6月~10月に見られる。
越冬: 成虫
行動: 夜行性。日中は落葉下や石の下などで静止している。活動は活発で歩行は敏捷。夜間に地表を活発に歩行し、餌を探す。
食 性 腐食性/動物質。各種の昆虫や小動物の死骸を食べる。
類似種: 本族各種は互いによく似ている。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲:
寄生:


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