ニジュウシトリバ

二十四鳥羽蛾 (ニジュウシトリバガ科)


林縁で休む個体
2005/7/18 千葉市緑区
ニジュウシトリバ (ニジュウシトリバガ科)
Alucita spilodesma  (Meyrick ,1908)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では種子島、屋久島で記録されている。
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: インドに分布する。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。個体変異も軽微。
季節: 知られていない。
性差: 同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 各種樹林とその林縁、公園など。
発生: 年2回3回。6月~8月、10月~翌4月に見られる。
越冬: 成虫
行動: 夜行性。燈火に飛来することは少ない。日中は林縁などで休息している。
食性 幼虫: 食植性/スイカズラ科スイカズラ
成虫: 不明。
類似種: 同属のアヤニジュウシトリバ、ヤマトニジュウシトリバに似る。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。よく見ると美麗種。和名は鳥の羽毛状の翅脈が左右あわせて24本あることに由来か?
天敵 捕獲: オオカマキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリなどのカマキリ類、ヤブキリ、コロギスなどの捕食性キリギリス類のほか、造網性クモ類など。幼虫はジガバチなどのアナバチ類、スズメバチ類のほか、クチブトカメムシ類、サシガメ類など。
寄生: 不明。


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