分布 |
国内: |
北海道、本州、四国、九州。平地に多い。島嶼では沖縄本島、西表で記録されている。 |
県内: |
一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。 |
国外: |
台湾、欧州に分布する。 |
変異 |
形態: |
地理的変異は知られていない。個体変異も軽微。 |
季節: |
知られていないが、秋の個体はやや小型となる傾向がある。 |
性差: |
同型。外見での区別は困難。 |
生態 |
環境: |
草原、荒蕪地、路傍、畑地など。 |
発生: |
年2回。7月、9月~10月に見られる。 |
越冬: |
不明。 |
行動: |
夜行性。燈火に飛来することも多い。日中は林縁などで下草にぶら下がって休息している。夕刻から活動をはじめ、多くの花を訪れる。幼虫は茎などに穿孔する。 |
食性 |
幼虫: |
食植性/花・蕾・茎。キク科のヒメムカシヨモギなど。 |
成虫: |
食植性/花蜜。ヒメジョオン、ヨメナ類など多くの花で吸蜜する。 |
類似種: |
- |
保 護: |
指定されていない。 |
その他: |
普通種で個体数も多い。 |
天敵 |
捕獲: |
カマキリ類、 キリギリスなどの捕食性キリギリス類 、トンボ類のほか、造網性クモ類など。幼虫はジガバチなどのアナバチ類、スズメバチ類のほか、クチブトカメムシ類、サシガメ類など。 |
寄生: |
不明。 |