分布 |
国内: |
北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。 |
県内: |
一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。 |
国外: |
欧州に分布する。 |
変異 |
形態: |
地理的変異は知られていない。個体変異も軽微。 |
季節: |
知られていない。 |
性差: |
同型。外見での区別は困難。 |
生態 |
環境: |
各種樹林とその林縁、路傍、水田周辺など。 |
発生: |
年1回。6月~8月に見られる。 |
越冬: |
不明。 |
行動: |
昼行性。林縁の下草上などで、腹端をあげる姿勢で静止し、頭部を中心に円を描くようにくるくると走り回る。人の気配には比較的敏感で、すぐに飛び立って草むらに潜り、行方をくらます。 |
食性 |
幼虫: |
食植性/葉。イラクサ科カラムシ属のカラムシ、ナンバンカラムシ(ラミー)、クワ科カラハナソウ属のカナムグラ、カラハナソウなど。 |
成虫: |
不明。 |
類似種: |
近似種が非常に多く、そのいずれもが互いに酷似している。表示した写真も近似の別種の可能性がある。 |
保 護: |
指定されていない。 |
その他: |
普通種で個体数も多い。 |
天敵 |
捕獲: |
カマキリ類、 キリギリスなどの捕食性キリギリス類 、トンボ類のほか、造網性クモ類など。幼虫はジガバチなどのアナバチ類、スズメバチ類のほか、クチブトカメムシ類、サシガメ類など。 |
寄生: |
不明。 |