ゴマフシロキバガ

胡麻斑白牙蛾 (ヒゲナガキバガ科)


林縁で静止する個体
2007/8/1 佐倉市城内町(佐倉城址公園)
ゴマフシロキバガ (ヒゲナガキバガ科 ヒロバヒゲナガキバガ亜科)
Scythropiodes leucostola  (Meyrick ,1921)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬、屋久島で記録されている。
県内: 一部の市街地を除き,汎く全域に棲息する。
国外: 詳細不明。
変異 形態: 国内での地理的変異は知られていない。斑紋に若干の個体変異がある。
季節: 知られていない。
性差: 同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 各種樹林とその林縁、果樹園、公園、社寺境内など。
発生: 年1回。5月~9月に見られる。
越冬: 不明。
行動: 主に夜行性。燈火に飛来することも多い。
食性 幼虫: 食植性/広食性。バラ科、ブナ科、ニレ科、カバノキ科、マメ科、ウコギ科、グミ科などの広葉樹のほか、マツ科のモミなどにもつく。
成虫: 詳細不明。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: 徘徊性クモ類,造網性クモ類など。
寄生: 不明。


フタクロボシキバガ

双黒星牙蛾 (ヒゲナガキバガ科)


燈火に飛来した個体
千葉市緑区
フタクロボシキバガ (ヒゲナガキバガ科 ヒロバヒゲナガキバガ亜科)
Scythropiodes issikii  (Takahashi ,1931)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬で記録されている。
県内: 市街地を含め、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島、中国大陸に分布する。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。斑紋は比較的安定しているが、色調に若干の個体変異がある。
季節: 知られていない。
性差: 同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁、公園など。
発生: 年2回(?)。6月~9月に見られる。
越冬: 不明。
行動: 夜行性。燈火に飛来することも多い。日中は林縁などで休息している。
食性 幼虫: 食植性/。広食性。バラ科のバラ類、サクラ類、リンゴ、モモ、アンズ、ヤナギ科のヤナギ類、セイヨウハコヤナギ、アカネ科のクチナシ、ニレ科のアキニレ、ユキノシタ科のガクアジサイ、スイカズラ科のサンゴジュ、ハコネウツギ、オオカメノキ、ユリ科のサルトリイバラ、クマツヅラ科のクサギ、カツラ科のカツラ、グミ科のアキグミなどが知られる。
成虫: 不明。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。和名は前翅の斑紋に由来する。
天敵 捕獲: カマキリ類、 キリギリスなどの捕食性キリギリス類 、トンボ類のほか、造網性クモ類など。幼虫はジガバチなどのアナバチ類、スズメバチ類のほか、クチブトカメムシ類、サシガメ類など。
寄生: 不明。


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