カクバネヒゲナガキバガ

角翅髭長牙蛾 (ヒゲナガキバガ科)


林縁で休息する個体
館山市大神宮(県立館山野鳥の森)
カクバネヒゲナガキバガ (ヒゲナガキバガ科 ホソバヒゲナガキバガ亜科)
Lecitholaxa thiodora  (Meyrick ,1914)
分布 国内: 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬、屋久島で記録されている。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 現時点では日本特産種だが、詳細不明。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。色調と斑紋に若干の個体変異がある。
季節: 知られていない。
性差: 同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁。
発生: 多化性(?)。4月~10月に見られる。詳細な発生回数は不明。
越冬: 不明。
行動: 昼行性。夜間燈火に飛来することも多い。比較的飛翔は緩やかで、活動はあまり活発でない。静止する際には触角を左右に開き、体の後半を持ち上げた姿勢をとることが多い。
食性 幼虫: 食植性/枯葉。各種広葉樹を利用する。
成虫: 詳細不明。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。カクバネキバガとも呼ばれる。
天敵 捕獲: カマキリ類、 キリギリスなどの捕食性キリギリス類 、トンボ類のほか、造網性クモ類など。幼虫はジガバチなどのアナバチ類、スズメバチ類のほか、クチブトカメムシ類、サシガメ類など。
寄生: 不明。


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