アケボノマルハキバガ

曙丸羽牙蛾 (ヒラタマルハキバガ類)


林縁で静止する個体
アケボノマルハキバガ (ヒラタマルハキバガ類)
Agonopterix laterella  (Denis et Schiffermüller ,1775)
分布 国内: 本州、四国。平地~山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。
県内: 一部の市街地を除き,汎く全域に棲息する。
国外: 詳細不明。
変異 形態: 国内での地理的変異は知られていない。斑紋に若干の個体変異がある。
季節: 知られていない。
性差: 同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 各種樹林とその林縁。
発生: 詳細不明。ほぼ通年見られる。
越冬: 成虫。ただし冬季にも活動する。
行動: 主に夜行性。燈火に飛来することも多い。
食性 幼虫: 食植性と考えられるが詳細不明。
成虫: 詳細不明。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: 徘徊性クモ類,造網性クモ類など。
寄生: 不明。


イハラマルハキバガ

伊原丸羽牙蛾 (ヒラタマルハキバガ科)


燈火に飛来した個体
2005/7/9 夷隅郡大多喜町久我原
イハラマルハキバガ (ヒラタマルハキバガ科)
Agonopterix ocellana  (Fabricius ,1775)
分布 国内: 本州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息するものと考えられるが、詳細不明。
国外: 詳細不明。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。色調に比較的顕著な個体変異がある。
季節: 知られていない。
性差: 同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 各種樹林とその林縁など。
発生: 多化性と考えられるが詳細不明。7月~11月まで見られる。
越冬: 不明だが、成虫の可能性がある。
行動: 夜行性。燈火に飛来することも多い。
食性 幼虫: 食植性と考えられるが詳細不明。
成虫: 詳細不明。
類似種: シノノメマルハキバガに似る。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種と考えられる。幼生期についは一切不明。
天敵 捕獲: オオカマキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリなどのカマキリ類、キリギリス、ヤブキリ、コロギスなどの捕食性キリギリス類のほか、造網性クモ類など。幼虫はジガバチなどのアナバチ類、スズメバチ類のほか、クチブトカメムシ類、サシガメ類など。
寄生: 不明。


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