カノコマルハキバガ

鹿子丸羽牙蛾 (マルハキバガ科)


林縁で休息する個体
館山市大神宮(県立館山野鳥の森)
カノコマルハキバガ (マルハキバガ科 マルハキバガ亜科)
Schiffermuelleria zelleri  (Christoph ,1882)
分布 国内: 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。
県内: 市街地を除き汎く全域に棲息するものと考えられるが、詳細不明。
国外: ロシア沿海州(ウスリー)に分布する。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。色調に若干の個体変異がある。
季節: 知られていない。
性差: 同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 常緑広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁。
発生: 年2回(?)。5月~9月に見られる。
越冬: 不明。
行動: 昼行性。飛翔は比較的緩やかで、活動はあまり活発でない。
食性 幼虫: 食植性と考えられるが詳細不明。
成虫: 詳細不明。
類似種: ベニモンマイコモドキに似るが、斑紋が若干異なる。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: カマキリ類、 キリギリスなどの捕食性キリギリス類 、トンボ類のほか、造網性クモ類など。幼虫はジガバチなどのアナバチ類、スズメバチ類のほか、クチブトカメムシ類、サシガメ類など。
寄生: 不明。


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