カバイロキバガ

樺色牙蛾 (キバガ科)


カバイロキバガ (キバガ科 Dichomeridinae)
Dichomeris heriguronis  (Matsumura ,1931)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬で記録されている。
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 中国大陸~インドに分布する。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。個体変異も軽微。
季節: 知られていない。
性差: 同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁、社寺境内、公園など。
発生: 多化性(?)。詳細な発生回数は不明だが、6月中旬~10月に見られる。
越冬: 不明。
行動: 夜行性。燈火に飛来することも多い。日中は林縁などで休息している。
食性 幼虫: 食植性/バラ科サクラ属サクラ類ウメモモ、スモモ、アンズ、オウトウなど。
成虫: 不明。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: カマキリ類、 キリギリスなどの捕食性キリギリス類 、トンボ類のほか、造網性クモ類など。幼虫はジガバチなどのアナバチ類、スズメバチ類のほか、クチブトカメムシ類、サシガメ類など。
寄生: 不明。


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