ツツジキバガ

躑躅牙蛾 (キバガ科)


燈火に飛来した個体
ツツジキバガ (キバガ科 Anacampsiinae)
Anacampsis lignaria  (Meyrick ,1926)
分布 国内: 本州、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。
県内: 市街地を含め、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島、シベリア南東部に分布する。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。個体変異も軽微。
季節: 知られていない。
性差: 同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁、公園、社寺境内など。
発生: 年2回(?)。6月~7月上旬、8月中旬~9月中旬に見られる。
越冬: 不明。
行動: 夜行性。燈火に飛来することも多い。幼虫は食樹の葉を数枚綴り合せて巣をつくり、その中に潜む。
食性 幼虫: 食植性/若葉ツツジ科ヤマツツジモチツツジムラサキヤシオミヤマキリシマなど。
成虫: 不明。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: カマキリ類、 キリギリスなどの捕食性キリギリス類 、トンボ類のほか、造網性クモ類など。幼虫はジガバチなどのアナバチ類、スズメバチ類のほか、クチブトカメムシ類、サシガメ類など。
寄生: 不明。


サクラキバガ

桜牙蛾 (キバガ科)


サクラキバガ (キバガ科 Anacampsiinae)
Anacampsis anisogramma  (Meyrick ,1927)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。
県内: 市街地を含め、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島、中国大陸に分布する。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。個体変異も軽微。
季節: 知られていない。
性差: 同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁、社寺境内、公園など。
発生: 多化性(?)。詳細な発生回数は不明だが、5月~9月まで見られる。
越冬: 不明。
行動: 夜行性。燈火に飛来することも多い。
食性 幼虫: 食植性/バラ科サクラ属サクラ類ウメモモ、スモモ、アンズ、オウトウなど。
成虫: 不明。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: カマキリ類、 キリギリスなどの捕食性キリギリス類 、トンボ類のほか、造網性クモ類など。幼虫はジガバチなどのアナバチ類、スズメバチ類のほか、クチブトカメムシ類、サシガメ類など。
寄生: 不明。


メイン