ヘリグロホソハマキモドキ

縁黒細葉巻擬蛾 (ホソハマキモドキガ科)


草むらで静止する個体
ヘリグロホソハマキモドキ (ホソハマキモドキガ科 ホソハマキモドキガ亜科)
Glyphipterix nigromarginata  Issiki ,1930
分布 国内: 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 詳細不明。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。個体変異も軽微。
季節:
性差: 同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 草原、水田周辺、畑地、路傍など。イネ科、カヤツリグサ科の低草本の繁茂する開けた土手などに多い。
発生: 年1回。6月~7月に見られる。
越冬: 不明。
行動: 昼行性。活動はあまり活発でないが、人の気配には比較的敏感。
食性 幼虫: 食植性と考えられるが詳細不明。
成虫: 不明。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: カマキリ類、 キリギリスなどの捕食性キリギリス類 、トンボ類のほか、造網性クモ類など。幼虫はジガバチなどのアナバチ類、スズメバチ類のほか、クチブトカメムシ類、サシガメ類など。
寄生:


ナミホソハマキモドキ

並細葉巻もどき蛾 (ハマキガ科)


林縁で静止する個体
2006/4/22 千葉市緑区
ナミホソハマキモドキ (ホソハマキモドキガ科 ホソハマキモドキガ亜科)
Glyphipterix semiflavana  Issiki ,1930
分布 国内: 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬で記録されている。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 詳細不明。
変異 形態: 地理的変異・個体変異共に知られていない。
季節:
性差: ほぼ同型。外見での区別は困難。
生態 環境: やや荒れた各種樹林とその林縁。
発生: 年1回。4月中旬~5月中旬に見られる。
越冬: 詳細不明。
行動: 昼行性。活動はあまり活発でないが、飛翔は比較的敏速。人の気配には敏感で、危険を感じるとさっと飛び出して不規則に飛び、行方をくらます。
食性 幼虫: 食植性/タケ科ネザサ類
成虫: 不明。
類似種: オオホソハマキモドキに似るが、前翅の斑紋が若干異なる。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種。個体数も多い。マエモンホソハマキモドキ、ホソハマキモドキとも呼ばれる。
天敵 捕獲: 徘徊性クモ類、造網性クモ類など。
寄生: 不明。


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