イグサヒメハマキ

藺草姫葉巻蛾 (ハマキガ科)


燈火に飛来した個体
イグサヒメハマキ (ハマキガ科 ヒメハマキガ亜科 ヒメハマキガ族)
Bactra furfurana  (Haworth ,1811)
分布 国内: 北海道、本州、九州。平地~低山地を中心に山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 広域分布種。旧北区のほぼ全域に分布する。
変異 形態: 地理的変異は知られていないが、色調と斑紋に顕著な個体変異がある。
季節: 知られていない。
性差: ほぼ同型。一般に♀は♂より大型だが、外見での区別は困難。
生態 環境: 水田周辺、湿地など。
発生: 年1回(?)。5月中旬~9月に見られる。
越冬: 幼虫?
行動: 夜行性。燈火に飛来することも多い。日中は草むらなどで休息している。
食性 幼虫: 食植性/カヤツリグサ科草本各種。根際の茎内に穿孔する。
成虫: 不明。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種。個体数も多い。イグサの害虫で、イグサシンムシガとも呼ばれる。
天敵 捕獲: オオカマキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリなどのカマキリ類、 キリギリス、ヤブキリ、コロギスなどの捕食性キリギリス類のほか、造網性クモ類など。幼虫はジガバチなどのアナバチ類、スズメバチ類のほか、クチブトカメムシ類、サシガメ類など。
寄生: 不明。


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