マエキハマキ

前黄葉巻蛾 (ハマキガ科)


林縁で休息する個体
2006/7/8 市原市石塚(大福山自然林)
マエキハマキ (ハマキガ科 ハマキガ亜科 ハマキガ族)
Acleris pulchella  Kawabe ,1964
分布 国内: 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬で記録されている。
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 日本特産種
変異 形態: 地理的変異は知られていない。前翅の色調に若干の個体変異がある。
季節: 知られていない。
性差: ほぼ同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 落葉広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁。
発生: 年2回。6月~7月、9月~10月に見られる。
越冬: 詳細不明。
行動: 夜行性。燈火に飛来することもある。日中は林縁などで休息している。
食性 幼虫: 食植性と考えられるが詳細不明。
成虫: 不明。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種だが、個体数はそれほど多くない。
天敵 捕獲: オオカマキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリなどのカマキリ類、ヤブキリ、コロギスなどの捕食性キリギリス類のほか、造網性クモ類など。幼虫はジガバチなどのアナバチ類、スズメバチ類のほか、クチブトカメムシ類、サシガメ類など。
寄生: 不明。


ヒメサザナミハマキ

姫漣葉巻蛾 (ハマキガ科)


林縁で休息する♂
2004/10/4 千葉市緑区
ヒメサザナミハマキ (ハマキガ科 ハマキガ亜科 ハマキガ族)
Acleris takeuchii  Razowski et Yasuda ,1964
分布 国内: 本州、九州。平地から山地まで汎く分布する。島嶼では対馬で記録されている。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 詳細不明。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。斑紋に若干の個体変異がある模様。
季節: 知られていない。
性差: 異型。色調や斑紋に差はないが、翅形が異なる。
生態 環境: 各種樹林とその林縁。
発生: 年2回。6月~7月、10月~11月上旬及び4月に見られる。
越冬: 成虫
行動: 夜行性。燈火に飛来することも多い。日中は薄暗い林内などで休息している。
食性 幼虫: 食植性と考えられるが詳細不明。
成虫: 不明。
類似種: 一見するとコブガの類に似る。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種だが、個体数はそれほど多くない。
天敵 捕獲: オオカマキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリなどのカマキリ類、ヤブキリ、コロギスなどの捕食性キリギリス類のほか、造網性クモ類など。幼虫はジガバチなどのアナバチ類、スズメバチ類のほか、クチブトカメムシ類、サシガメ類など。
寄生: 不明。


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