マエベニノメイガ

前紅野螟蛾 (ツトガ科)


燈火に飛来した個体
2005/5/23 千葉市緑区
マエベニノメイガ (ツトガ科 ノメイガ亜科)
Paliga minnehaha  (Pryer ,1877)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~低山地を中心に山地まで汎く分布する。島嶼では対馬、屋久島、奄美大島で記録されている。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 中国大陸に分布する。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。個体変異も軽微。
季節: 知られていない。
性差: 同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁、公園など。
発生: 年1回。5月~6月に見られる。
越冬: 幼虫?
行動: 夜行性。燈火に飛来することも多い。日中は林縁などで休息している。
食性 幼虫: 食植性と考えられるが詳細不明。
成虫: 食植性/花蜜。夜間に多くの花で吸蜜する。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種。個体数も多い。
天敵 捕獲: オオカマキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリなどのカマキリ類、ヤブキリ、コロギスなどの捕食性キリギリス類のほか、造網性クモ類など。幼虫はジガバチなどのアナバチ類、スズメバチ類のほか、クチブトカメムシ類、サシガメ類など。
寄生: 不明。


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