エグリノメイガ

抉野螟蛾 (ツトガ科)


クヌギの樹液に来た個体
2005/7/3 千葉市緑区
エグリノメイガ (ツトガ科 ノメイガ亜科)
Diplopseustis perieresalis  (Walker ,1859)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では記録されていない。
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 台湾、中国大陸~東南アジア全域。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。個体変異も軽微。
季節:
性差: 同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 各種樹林とその林縁。
発生: 年1回。7月~8月に見られる。
越冬: 幼虫?
行動: 夜行性。燈火に飛来することも多い。日中は薄暗い林縁などで休息している。夜間各種広葉樹の樹液に集まる。
食性 幼虫: 食植性と考えられるが詳細不明。
成虫: 食植性/樹液。クヌギ、コナラ、ヤナギ類などの広葉樹で吸汁する。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種。個体数も多い。エゴトガリノメイガとも呼ばれる。
天敵 捕獲: オオカマキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリなどのカマキリ類、ヤブキリ、コロギスなどの捕食性キリギリス類のほか、造網性クモ類など。幼虫はジガバチなどのアナバチ類、スズメバチ類のほか、クチブトカメムシ類、サシガメ類など。
寄生: 不明。


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