シロヒトモンノメイガ

白一紋野螟蛾 (ツトガ科)


燈火に飛来した個体
2007/6/16 安房郡天津小湊町四方木(東大演習林)
シロヒトモンノメイガ 日本亜種 (ツトガ科 ノメイガ亜科)
Analthes semitritalis orbicularis  (Shibuya ,1928)
分布 国内: 北海道,本州,四国,九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では佐渡,対馬で記録されている。
県内: 一部の市街地を除き,汎く全域に棲息する。
国外: 台湾,インド~マレーに分布する。原名亜種はインド~マレー産で,本亜種は台湾産を含む。
変異 形態: 国内での地理的変異は知られていないが,色調に若干の個体変異がある。
季節:
性差: ほぼ同型。触角は♂が微毛状,♀は糸状。♂下唇鬚第3節には灰黒色鱗毛塊があり,頭頂より上に伸びる。
生態 環境: 各種樹林とその林縁。
発生: 年2回。5月下旬~6月,8月に見られる。
越冬: 不明。
行動: 夜行性。燈火に飛来することも多い。日中は草むらなどで休息している。
食性 幼虫: 食植性と考えられるが詳細不明。
成虫: 詳細不明。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で,個体数も多い。
天敵 捕獲: 徘徊性クモ類,造網性クモ類など。
寄生: 不明。


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