アカマダラメイガ

赤斑螟蛾 (メイガ科)


畑の雑草にとまる♂
2005/6/25 千葉市緑区
アカマダラメイガ (メイガ科 マダラメイガ亜科 マダラメイガ族)
Oncocera semirubella  (Scopoli ,1763)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~低山地を中心に汎く分布する。島嶼では対馬、種子島、屋久島、奄美大島で記録されている。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島、中国大陸、台湾、インドシナ~インド、シベリア~欧州に分布する。
変異 形態: 比較的顕著な地理的変異が知られるが亜種区分には至っていない。また、色彩に顕著な個体変異がある。
季節:
性差: ほぼ同型。♂は下唇鬚が太く、♀は細長い牙状。
生態 環境: 草原、畑地、荒蕪地、路傍など比較的開けた環境を好む。
発生: 年1回。6月下旬~8月に見られる。
越冬: 幼虫?
行動: 昼行性。活動はあまり活発でない。燈火に飛来することもある。
食性 幼虫: 食植性/。。国内での食草は不明だが、欧州ではマメ科シロツメクサミヤコグサが知られる。
成虫: 不明。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種。個体数も多い。
天敵 捕獲: オオカマキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリなどのカマキリ類、ヤブキリ、コロギスなどの捕食性キリギリス類のほか、造網性クモ類など。幼虫はジガバチなどのアナバチ類、スズメバチ類のほか、クチブトカメムシ類、サシガメ類など。
寄生: 不明。


メイン