トビイロシマメイガ

鳶色縞螟蛾 (メイガ科)

燈火に飛来した個体
2005/7/6 千葉市緑区
トビイロシマメイガ (メイガ科 シマメイガ亜科 シマメイガ族)
Hypsopygia regina  (Butler ,1879)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬、種子島、屋久島、沖縄本島で記録されている。
県内: 市街地を含め、汎く全域に棲息する。
国外: インドシナ、マレー~インドに分布する。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。個体変異も軽微。
季節: 知られていない。
性差: ほぼ同型。外見上の差は小さいが、触角形状が異なり、♂が微毛状、♀は糸状。
生態 環境: 各種樹林とその林縁、公園、社寺境内など。
発生: 年2回3回。6月~9月に見られる。
越冬: 詳細不明。
行動: 夜行性。燈火に飛来することも多い。日中は林縁などで休息している。静止する際に後翅を隠さず全開することが多い。
食性 幼虫: 不明。
成虫: 不明。
類似種: アカシマメイガに似る。
保 護: 指定されていない。
その他: 著名な貯穀害虫のひとつ。
天敵 捕獲: オオカマキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリなどのカマキリ類、ヤブキリ、コロギスなどの捕食性キリギリス類のほか、造網性クモ類、徘徊性クモ類など。
寄生: 不明。


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