カシノシマメイガ

菓子縞螟蛾 (メイガ科)


燈火に飛来した個体
2005/9/19 千葉市緑区
カシノシマメイガ (メイガ科 シマメイガ亜科 シマメイガ族)
Pyralis farinalis  (Linnaeus ,1758)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布するが、人家から離れた場所には分布しない。島嶼では御蔵、対馬、種子島、屋久島、沖縄本島、石垣で記録されている。
県内: 市街地を含め、汎く全域に棲息する。
国外: 汎世界種。極地帯を除くほぼ全世界に分布する。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。大きさにやや顕著な個体変異が知られている。
季節: 知られていない。
性差: 異型。触角は♂が微毛状、♀は糸状。♀は♂よりはるかに大きい。
生態 環境: ほとんどの場合は家屋内。野外で見かけることは稀。
発生: 年1回2回。6月~10月に見られる。
越冬: 幼虫(齢数不定)。
行動: 夜行性。燈火に飛来することも多い。日中は薄暗い場所で休息している。静止する際には頭を下に向け、腹部を反り返らせる特異な姿勢をとる。
食性 幼虫: 雑食性。貯蔵穀物、菓子類、干果、乾燥した動物の糞など。
成虫: 不明。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 著名な貯穀害虫のひとつ。
天敵 捕獲: 造網性クモ類、徘徊性クモ類など。
寄生: 不明。


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