オオゴマダラエダシャク

大胡麻斑枝尺蛾 (シャクガ科)


燈火に飛来した個体
2007/6/16 安房郡天津小湊町四方木(東大演習林)
オオゴマダラエダシャク (シャクガ科 エダシャク亜科)
Parapercnia giraffata  (Guenée ,1857)
分布 国内: 本州,四国,九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬,種子島,屋久島で記録されている。
県内: 房総丘陵地域に棲息する。
国外: 朝鮮半島,中国大陸、台湾、インドに分布する。
変異 形態: 地理的変異は知られていないが,色調に若干の個体変異がある。
季節:
性差: 異型。色調や斑紋に差はないが,♂の後脚は太く毛塊をもち,前翅基部に刻孔をもつ。また,触角は♂が鋸歯状,♀は微毛状。
生態 環境: 各種樹林とその林縁,社寺境内,公園など。
発生: 年2回。4月~7月に見られる。
越冬:
行動: 夜行性。燈火に飛来することも多い。活動は比較的活発で,夜間に多くの花を訪れる。
食性 幼虫: 食植性/カキノキ科カキノキシナノガキなど。
成虫: 食植性/花蜜。多くの花で吸蜜する。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で,個体数も多い。
天敵 捕獲: 徘徊性クモ類,造網性クモ類など。
寄生: 不明。


メイン