シロテンエダシャク

白点枝尺蛾 (シャクガ科)


燈火に飛来した♂
2007/3/6 千葉市緑区
シロテンエダシャク (シャクガ科 エダシャク亜科)
Cleora leucophaea  (Butler ,1878)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では伊豆諸島(三宅・八丈)、対馬、屋久島で記録されている。
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: シベリアに分布する。
変異 形態: 地理的変異は知られていないが、色調や斑紋に比較的顕著な個体変異がある。
季節:
性差: ほぼ同型。触角は♂が両櫛歯状、♀は糸状。
生態 環境: 広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁、公園、社寺境内など。
発生: 年1回。3月~5月に見られる。
越冬:
行動: 夜行性。燈火に飛来することも多い。日中は林縁などで休息している。
食性 幼虫: 食植性/ブナ科ウラジロガシクリのほか、バラ科リンゴマメ科フジなど。
成虫: 不明。
類似種: 本属各種は互いによく似ている。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種。個体数も多い。ナカスジシロエダシャクとも呼ばれる。
天敵 捕獲: 幼虫はジガバチなどのアナバチ類、スズメバチ類のほか、クチブトカメムシ類、サシガメ類など。
寄生:


メイン