分布 |
国内: |
北海道,本州,四国,九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では佐渡,対馬,屋久島,奄美大島,沖縄本島に分布する。 |
県内: |
一部の市街地を除く北総台地~房総丘陵地域に汎く棲息する。 |
国外: |
朝鮮半島,中国大陸(東部~東北部)に分布する。本亜種は朝鮮半島・中国大陸(東北部)産を含む。 |
変異 |
形態: |
奄美大島・沖縄本島産は別亜種(ssp. ryukyuense Inoue, 1964)とされる。色調と斑紋に比較的顕著な個体変異がある。 |
季節: |
- |
性差: |
異型。一般に♀は♂より大型で,翅の色調が灰色がかっている。また,触角は♂が両櫛歯状,♀は糸状。 |
生態 |
環境: |
広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁,公園など。 |
発生: |
年1回。3月下旬~4月に見られる。 |
越冬: |
蛹。 |
行動: |
主に夜行性。燈火に飛来することも多い。活動は比較的活発で,夜間に多くの花を訪れる。 |
食性 |
幼虫: |
食植性/葉。広食性。ブナ科,ニレ科,バラ科,マメ科,ニシキギ科,カエデ科,ツバキ科,ミズキ科,モクセイ科,スイカズラ科など多くの樹木につく。 |
成虫: |
詳細不明。 |
類似種: |
- |
保 護: |
指定されていない。 |
その他: |
普通種で,個体数も多い。 |
天敵 |
捕獲: |
徘徊性クモ類,造網性クモ類など。 |
寄生: |
不明。 |