モンオビヒメヨトウ

紋帯姫夜盗蛾 (ヤガ科)


燈火に飛来した個体
2005/9/19 1千葉市緑区
モンオビヒメヨトウ (ヤガ科 ヨトウガ亜科)
Dysmilichia gemella  (Leech ,1889)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬で記録されている。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島、中国大陸(華北~東北部)、ロシア沿海州(アムール)に分布する。アジア特産種。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。大きさに顕著な変異があるほか、斑紋に若干の個体変異がある。
季節:
性差: ほぼ同型。触角形状が若干異なる程度であり、野外での区別は難しい。
生態 環境: 各種樹林とその林縁、社寺境内、公園など。
発生: 年1回。8月中旬~9月に見られる。
越冬:
行動: 夜行性。燈火に飛来することもある。日中は林縁などで休息している。
食性 幼虫: 食植性/。国内での食草は不明だが、中国大陸ではシソ科エゴマを食べるという。
成虫: 不明。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: オオカマキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリなどのカマキリ類、 キリギリス、ヤブキリ、コロギスなどの捕食性キリギリス類のほか、造網性クモ類など。幼虫はジガバチなどのアナバチ類、スズメバチ類のほか、クチブトカメムシ類、サシガメ類など。
寄生: 不明。


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