ギシギシヨトウ

(羊蹄)夜盗蛾 (ヤガ科)


燈火に飛来した個体
2006/5/28 千葉市緑区
ギシギシヨトウ (ヤガ科 ヨトウガ亜科)
Atrachea nitens  (Butler ,1878)
分布 国内: 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬で記録されている。
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島に分布する。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。色調に若干の個体変異がある。
季節:
性差: ほぼ同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 草原、畑地、水田周辺、路傍、公園、各種樹林とその林縁、河川周辺など。
発生: 年1回。5月下旬~8月上旬に見られる。
越冬: 幼虫
行動: 夜行性。燈火に飛来することも多い。日中は林縁などで休息している。
食性 幼虫: 食植性/イネ科及びカヤツリグサ科草本の各種を利用する。
成虫: 食植性/花蜜樹液。多くの花を訪れるほか、クヌギやコナラなどの樹液にも集まる。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: 徘徊性クモ類、造網性クモ類など。幼虫はジガバチなどのアナバチ類、スズメバチ類のほか、クチブトカメムシ類、サシガメ類などのほか、徘徊性クモ類など。
寄生: 不明。


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