シロスジキノコヨトウ

白条茸夜盗蛾 (ヤガ科)


燈火に飛来した個体
2007/6/30 市原市大久保
シロスジキノコヨトウ (ヤガ科 キノコヨトウ亜科)
Stenoloba jankowskii  (Oberthür ,1885)
分布 国内: 北海道,本州,四国,九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬,屋久島で記録されている。
県内: 北総台地及び南部の丘陵地帯に棲息する。
国外: 中国大陸,ロシア沿海州(アムール)に分布する。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。個体変異も軽微。
季節:
性差: ほぼ同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁,公園,社寺境内など。
発生: 年1回。6月~8月に見られる。
越冬: 幼虫?
行動: 夜行性。燈火に飛来することも多い。日中は林内などで休息している。
食性 幼虫: 食菌性。各種の地衣類を食べる。
成虫: 詳細不明。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種だが,個体数はそれほど多くない。シロスジコヤガとも呼ばれる。
天敵 捕獲: 徘徊性クモ類,造網性クモ類など。幼虫はジガバチなどのアナバチ類,スズメバチ類のほか,クチブトカメムシ類,サシガメ類などのほか,徘徊性クモ類など。
寄生: 不明。


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