日本の財政赤字の推移
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第二次大戦後に起きたこと
  ハイパーインフレーション
    終戦による購買力の解放 需要サイド
    戦災による生産力の限界 供給サイド
     5年間で100倍に    旧100円→1円(新円)に切り替え
  預金封鎖
    インフレによる貨幣価値下落
    →銀行窓口への引き出し客の殺到(→取付騒ぎ,銀行倒産のリスク)
    →預金封鎖:預金を一定期間下ろせなくする
    →期間終了後には減価した紙幣
  財政赤字の目減り
    GDP比で2.5倍の借金(国債)
    →5年間で100分の1に目減り
    →債務者利得(政府は借金の帳消し)
      債権者損失(銀行,国民など国債所有者は大損)
2020年代に起きるかもしれないこと
  国債暴落
   アベノミクス(2011年代)以来,国債を日本銀行が買い支えてきた(国債引き受け!財政ファンナンス)
   →国債価格の高値維持,国債金利は低く維持
   →日本銀行の限界
   →国債が市中で余る
   →国債価格暴落,国債金利上昇 (2025年10月:10年もの利回り 1.6%))
   →その他の住宅ローンなどの長期金利上昇
  円安,インフレ
   日本国債暴落
   →円の投げ売り
   →円安
   →輸入物価上昇
   →インフレ
   →円安,,,,,