雪にぼやけた街の灯りが
僕の心に影を落とす
煌めく街は涙に霞む
片途切れの錆びたパラレル
粉雪のように白く嫋やかな
君が微笑む僕の中で
「このまま二人で入れたらいいね」と
囁く君を何度も殺して
君の小さな手 白い雪の華
握り返してみてもただ冷たくて
咽せる心に生まれる吐息
白く浮かんでは消えていく
手の平で踊る白い妖精
胸に眠る天使に重ねる
あどけなく笑う君が教えた
僕の思いは聖夜に消える
ねぇ、お願い、側に逝かせて?
君に疼く痛みを終わらせて
目を閉じれば微笑む君が
目を開けば、雪に溶ける
もう苦しい
降り積もる雪が君との記憶全てを塗りつぶす
この思いを、思い出を
空に還すよ、さようなら
白く包まれて僕は雪になる
涙も声も君さも忘れて
どうか、お願い…このまま
君の最期の笑顔を見せて?
心雪ぐ 君の眠る空へ
届けて、君に、ねぇ、おねが…