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ポイント |
評価 |
YB |
90点 |
社会人で右の投手では非常に高い素質を持つ高崎投手に加え、左腕で非常に高い素質を持つ木村投手を指名。両投手とも社会人での投球はまだまだ安定感にかけるため、これからの成長が鍵となる。4位5位で大学、社会人の外野手を指名した。下園選手は安定した打撃が、下窪選手はチャンスに強い打撃と一発を秘めた力が魅力。6位吉原投手は大学時から速球で名前が挙がっていた投手で、即戦力の中継ぎ投手としての補強となる。
3順目でいろんな憶測が飛んだが、チームで最も評価の高かった木村投手を指名した。これからの交渉にかかってくるものの、将来が非常に期待できる投手の指名はすばらしい。萩野投手など中継ぎ右腕投手の指名を狙っていたと思われるが、吉原投手を最後に指名したことも評価。 |
E |
85点 |
自由枠で岸投手や木村投手を狙ったが獲得できなかった事でチームの軸となるエースの獲得はできなかった。しかし永井投手は下級生時代の投球は希望枠クラスの投球をしており、復活を期待した。嶋捕手はオリックスも欲しがった捕手で野村監督も満足の指名。そのあと外野手、内野手と指名した。渡辺内野手はすぐに1軍でレギュラーとして出場もできそうな高いレベルの選手。
下位の利点を生かして、嶋捕手を指名できたことは大きい。 |
C |
90点 |
希望枠の宮崎投手と、千葉ロッテ希望ながら欲しい投手とコメントしていた上野投手が指名できたことで、投手の層が厚くなったのは確実。さらに青木投手も左のワンポイントとして指名をしたが、投球フォームと変化球がハマッたら活躍できるが、球速があまりないためやってみないとわからない。
神戸選手を他球団に指名されたのは誤算だが、青木投手が指名でき全体的には成功だろう。 |
Bs |
85点 |
希望枠で今年最も社会人で実績を残した小松投手を獲得できたことは大きい。昨年の平野投手くらいの即戦力の力がある。3順で大引選手を指名。ヤクルトvs六大学で力を見せ非凡さをアピールできた事で、ようやく実績と評価がつりあうようになったというところか。この2人は十分即戦力!
ただし捕手の指名ができなかった事は課題として残った。今後トレードなどを狙うだろうが、捕手はどこの球団も貴重で難しいだろう。 |
G |
90点 |
先発左腕、金刃投手に中継ぎ左腕、上野投手、深沢投手と課題の左腕投手をバランスよく指名できたことは非常に大きい。また仁志や長田、小久保などを放出し血の入れ替えをしている内野手でも実践派の円谷選手、寺内選手を指名し、昨年の脇谷とあわせて内野手は守備力の高い細かい野球のできる選手にシフトチェンジしていることがわかる。ポイントにあった指名といえる。
岸投手の指名や外野手で長野選手を獲得できなかった事もあるが、全体的にポイントにあった指名となった。 |
M |
75点 |
力のある打撃が魅力の神戸選手は打撃陣がかなり危うい千葉ロッテにとって良い指名となった。また、全体的に年齢層が上がってきた中継ぎ抑えの層を厚くするため貪欲に投手の指名を行った。江口投手は中継ぎ左腕として即戦力にありえる特徴のある左腕投手。荻野投手も多彩な変化球が特徴で即戦力中継ぎ投手。
希望枠を拒否し3順目からの指名となったが、社会人ドラフトでも非常に戦略的に動き回った。上野弘文投手や木村投手を千葉ロッテ希望をさせた事は大きかった。しかし今年は全体的に候補が少なく、分離ドラフトという事で他球団もその選手をスルーするほどの余裕が無かったのは誤算か。 |
YS |
70点 |
自由枠で補強ポイントだった先発左腕投手として金刃投手を狙ったが獲得できず苦戦のドラフトとなった。高市投手は球速が遅い事は成長が期待できるので気にならないが、4年時の失速が気になる。疲労が溜まっている状態でケガなどが心配である。3順目も高谷捕手や大引選手など直前まで迷走し、実践派の西崎投手に落ち着いた。発展途上の衣川捕手がどこまで捕手として成長できるかが楽しみ。 |
H |
100点 |
大隣投手を最後まで単独リードを守り獲得できたことは非常に大きい。また他球団の獲得を狙っていた高谷捕手や森福投手を指名でき、素質の高い川頭投手や長谷川選手を獲得できたのは、奇跡に近い指名といえる。層が薄く和田投手のメジャー移籍も囁かれるなかでの左腕投手2人の指名は本当に大きい。 |
T |
80点 |
大隣投手の獲得を宣言しマークを続けたものの福岡ソフトバンクに敗れた。その後はおとなしめのドラフトで、高校時もマークしていた小嶋投手を希望枠に、3順目で大引選手を狙っていたもののオリックスに指名されると4順目指名予定だった上園投手を繰上げ指名した。
小嶋投手は社会人としては実績が少なく、課題があるものと思われる。その課題を克服すれば高校時の球のキレが復活し、希望枠に恥じない投球ができるだろう。少し時間が必要か。 |
L |
95点 |
自由枠で今年NO1右腕の岸投手を獲得し、その他山本、岩崎の大型右腕を指名。松坂投手の穴を意識していることが感じられる。本当に必要なのは星野や三井に代わる左腕投手がポイントだと思ってたが。それでも岸投手は今年の選手の中で数少ないエースになれる投手だけにポイントは高い。原内野手は即戦力級の内野守備とあまり目立っていないが打撃にも力があり、また大崎選手も小柄ながら強い打球とチームを引っ張る走塁でこの2人も特徴がありポイントは高い。 |
D |
90点 |
他球団よりは恵まれているものの貪欲の捕手を指名するチームに、本物の捕手が入った印象を受けるほど田中捕手の指名は大きい。3位4位では一時は指名が危ぶまれた素質の高い浅尾投手と実践派左腕の菊池投手を獲得できたことは予想外だったろう。岩崎、西川と特徴をもった内野手で荒木、井端がいなくなったときの層の薄さをカバーする。ポイントの高い指名となった。 |
F |
90点 |
自由枠宮本投手は投手としては限界が見えそうな投手だが、マイケルや八木など好左腕投手を獲得し活躍をしているので期待したい。今年も最後に最も伸びた選手として糸数投手と長野選手、今浪選手を指名し、長野選手は交渉次第だが期待できる。左のワンポイントとして山本投手、勝負強い金子選手、そして期待の速球派として内山投手も特徴があって面白い。 |