署名無しドライバをインストールしよう on Windows10

昨今のWindowsでは、署名が無いドライバをWindowsにインストールするには、Windowsをテストモードで立ち上げた後、インストールしなければ入らないようです。
経験上PT2、PT3やPS3Toolでのドライバインストール時に使えそうです。

テストモード切替のためのバッチ

バッチの概要

このバッチは管理者権限で実行してください。

実行したら
管理者権限で実行しているか聞かれます。
管理者権限でなければ何も実行しません。


次に、これからドライバをインストールするのか、し終えたのか聞かれます。
これからドライバをインストールする場合は、テストモードに移行できるようにWindowsを再起動します。
Windowsが再起動の際に、
「詳細オプション」>「スタートアップ設定」>「7)ドライバー署名の強制を無効にする」
を選択してください。


その後、署名無しのドライバをインストールしてください。


インストールが終わったら再度バッチを管理者権限で実行して、設定完了とすることでテストモードを抜けて標準モードでWindowsを再起動します。


バッチの中身

以下の内容をテキストに保存して、拡張子をbatで保存してください。使用は自己責任で。
このバッチは確認なしにWindows再起動が実行されるので、実行前にその他の操作を終了し、保存が必要なものは保存しておいてください。

@echo off

set /P input="管理者権限で実行しましたか?(y/n):"
IF "%input%"=="y" (
pause
)
IF "%input%"=="n" (
echo "%input%:NG"
echo "管理者権限で実行し直してください。"
pause
exit /b 0
)

set /P input1="y:設定をこれから始める。n:設定完了または設定しない。(y/n):"
IF "%input1%"=="y" (
bcdedit /set testsigning on
echo "%input%:OK"
echo "再起動後は次の項目を選んでください。"
echo "「詳細オプション」>「スタートアップ設定」>「7)ドライバー署名の強制を無効にする」"
echo "driverの再ロードが完了したら、このバッチを管理者権限で再実行してください。"
echo "Windowsを再起動します。"
pause
shutdown.exe /r /o /f /t 00
)
IF "%input1%"=="n" (
pause
)

set /P input2="標準モードに切り替えてWindowsを再起動します。(y/n):"
IF "%input2%"=="y" (
bcdedit /set testsigning off
shutdown.exe /r /t 0 
)
IF "%input2%"=="n" (
pause
exit /b 0
)